平成9年度 研究報告 大分県産業孝斗学妓締センター
魚群の撮後について
阿南正明
機械電子部
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1.はじめに
養殖業や海洋水産の研究において,現在飼育中の魚群
を計数したり,成長を知るためにサイズを測定する場合,
手作業でイケスから一匹ずつ別の容器に移す等の方法を
取っている.このため,多くの時間と人手を安し,計数
申に魚を傷つけたり,逃がしてしまったりすることも多
い.魚礁の効果を確認する目的で,海底にカメラを沈め
るような場合も,長時間人間の目による監視が必要であ
り,効率の面からこのような作業の自動化が望まれてい
る.
画像処理によって魚群の自動計数や成良率の推定など
をある程度自動化することは可能であると偲われるが9
/川呵はそのような処理に必要なイケスの魚群の視像方法
について検討した。
2.魚群の撮像について 2.1イケスの概要
今l =1の殿像に用いたイケスは上面が・辺約2mの11三方
形,深さ約5mの網を海面に設置し,内狛こブリ,マダ
イなどの養殖魚を飼育している.網は深さ方向に次第に
小さくすぽんでいく形をしている.今回の擬像には大分
リー㌔海洋水産研究センターーの協力を償いた.撮像は通常の 家庭川ビデオカメラを用いて打った.
(海面) 辺約2m
2.2 水面の乱反射と偏光フィルタについて
般にガラス痢や静かな水面の反射は,偏光フィルタ
をカメラに取り付けることによって除去できる.今回偏
光フィルタを取り付けて撮像を試みたが,海上での撮俊
のため常に波がありフィルタの国毎に対し,反射光を完
全に除去できる位匿措存在しなかった.
2.2 魚の擬態について
般に魚は上方(背や側)が暗い色をしており,下方
(腹)が明るい色をしている。水面も上からのぞき込む
と暗く見え,下から見上げると明るく輝いて見える.こ
のような明るさの 一致によって魚か周囲の永の色に溶け
込んでしまい,海面や海底からの視像はきわめて不鮮明
になる(Fi g,2(a))
2.3 水中カメラによる撮像
上.むのような理細から,水中カメラ(ビデオカメラ用
の防水締)による鰍象をわった.水面の反射や魚の擬態
による効果を避け9 又魚を横から映す客により比較的鮮
明な画像を得ることが∼−i i 来る(F… g.2(b),(c)).その反動
麒像される視野がせげまり,イケスの全体像を 一度に撮
像することは出来なくなる.
般に魚が奥行きのある空間を泳いでいる時,
Fi g。2(h)のように画像内で♂)魚同上の豪なりは,避けら
れず,特に深海魚のように網の底にかたまって集まる習
件のあるもの(Fi g.2(d))は,常に魚体が重なって投像
されると パイプを適Lたり,餌付けを利鞘するなど,他
の視点からの計測法も含め,解決法を検討したい.
3。まとめ
魚群の計数等の画像処理に使J ‖する【三男的で,イケスの
魚照付刃最像を試みた山 水中カメラを用いる方法が有効と
想われるが,船腹視野や魚の重なりなどの問題があり,
↑後の検−ぎ、ナが必要である.
ドi g.j 緑像したイケスの概要
平成9年度 研究報告 大分県産業科学技術センタ棚
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